人生という名の畑を耕していく。耕していく。はじめまして。戦略家ケンと申します。
農作物は畑を耕し、そこに種を蒔き、水を与え育てないと収穫できません。この混沌とした時代を乗り切るために、自分の頭を柔らかく耕し、情報を得てチャンスをつかむ種を蒔き、大いなる果実を収穫しましょう!
これから人生への投資に役立つ情報をアップしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
日経平均株価が上昇を続けていますが、みなさんの調子はどうですか?
現在、日本政府は新NISAなどを活用した「資産運用立国」の実現を目指しています。
今年1月、 東京証券取引所は「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を開示した企業一覧を発表しました。
東京証券取引所は、日本には低PBR(株価純資産倍率)企業が多いことから23年、上場企業に「資本コストや株価を意識した経営」に取り組むよう要請しました。今後、経営改善の取り組みを開示した企業の一覧を毎月公表するようです。この取り組みをPBR改革2.0と言われたりしています。
詳しくはこちら(日本取引所グループHPより)
https://www.jpx.co.jp/news/1020/20240115-
投資家にとって、この公表は企業の資本や成長へ向けた戦略を知るためのきっかけとなりますね。
そもそもPBR(株価純資産倍率)Price Book-value Ratioとは?
「株価を1株あたり純資産で割った指標」のことです。PBRが1倍未満の企業は「事業を続けるより資産を処分して解散したほうがいい」と市場からみなされている状態です。
日経新聞によると東証のプライム市場、スタンダード市場に上場する約3300社のうち、昨年3月時点でPBRが1倍を下回る企業が約1800社と50%以上を占めるそうです。ちなみに欧州は20%強、米国は5%程度だそうです。
日本企業は内部留保をため込んでることが多いので一概には言えないと思いますが、数字だけ見ると日本の上場企業の約半分は解散したほうがいい状態ってことですね。
我々投資家は、企業の現在の株価の状態を判断する指標の一つとしてPBRが1以下だと割安だから「買い」だなと教科書で教えてもらいました。
しかし、PBRの数字が割安だからといって「買い」ではなく、どうしようもない解散したほうがいい企業かどうか見極める必要がありますね。
自分の勤めてる会社のPBRが気になっちゃう!!
自分の会社が、世の中からいらねぇと思われている会社の仲間に入っていたらどうしよう。
まじめに社畜として働いていた人であればびっくりするでしょうね。
PBRが常に低い会社は、利益が伸び悩んでいたり、潜在的なトラブルを抱えているリスクがあったり、上場廃止の可能性があったりするので気を付けなければなりません。
本当の社畜になる前に、自分の会社のPBRをチェックして、自分の会社の決算書を読み、カンファレンスコールを確認し、100%人生をベットできる会社なのか確認しましょう!
その判断ができなかったら、やっぱり副業、転職などのリスクヘッジをするなど人生のポートフォリオを考えないといけませんね。
まとめ
日本株の上昇が本物なのかどうか?試される時が来ています。
円安の影響もあると思いますが、日本企業のPBR改革は海外投資家からも注目されていて、収益力の改善やコーポレートガバナンス改革が評価され株価が上がる企業も増えてきました。日本の株高が続くかどうかは、各企業の取り組み次第ではないでしょうか。
自分の会社に「自分の人生を100%ベットできるのか」自分で決算書を調べてみましょう。
※自分の会社が上場していて東京証券取引所の「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を開示した企業一覧に載っていない場合は注意が必要ですね。
これがわかれば人生OK牧場! ※コンサルティングファームだけに(笑)
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ではまた。
※投資は自己責任でお願いします。