戦略家ケンのコンサルティングファーム

弱者が強者に勝つために。投資の種を蒔きましょう。

物流の2024年問題から投資のセクターを考える

2024年問題

人生という名の畑を耕していく。耕していく。はじめまして。戦略家ケンと申します。

 

農作物は畑を耕し、そこに種を蒔き、水を与え育てないと収穫できません。この混沌とした時代を乗り切るために、自分の頭を柔らかく耕し、情報を得てチャンスをつかむ種を蒔き、大いなる果実を収穫しましょう!

これから人生への投資に役立つ情報をアップしていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

みなさん投資の調子はどうですか?

 

2024年1月の日経平均株価は、辰年だけに龍が如く上昇しています。年内にも日経平均株価がバブル期の史上最高値(3万8915円)を更新するとの観測も広がっていますね。ひふみシリーズ最高投資責任者の藤野 英人さんも日経平均10万円」時代が来る!という本を最近出されていましたね。

 

「調子がいい時ほど注意しろっ」て、みんな言うので、今回はちょっとその視点から日本をみていきましょう。

 

みなさん「物流の2024年問題」はご存じですか?

 

2024年4月からトラックドライバーの「時間外労働の960時間上限規制」が適用され、労働時間が短くなることで輸送能力が不足し、物流が停滞する可能性が出てきた、これが「物流の2024年問題」と言われています。

 

労働環境の是正や労働人口の増加を目指している働き方改革関連法ですが、実は大企業は2019年4月1日、中小企業は2020年4月1日からすでに導入されているんです。

 

今回適用を受ける業種・職種は長時間労働の背景に、業務の特性や取引の課題があることから、時間外労働の上限の適用が5年間猶予されていたものです。つまり、本来あるべき規制の猶予期間が終わり、いよいよ全体に適用されるということなんです。

 

時間外労働の基準(原則)

・原則として時間外労働の条件は月45時間、年360時間

・臨時的な特別な事情がなければ上限を超えてはならない

 

36協定を結んだ場合

・一般企業の場合   時間外労働は年720時間以内

・自動車運送業の場合 時間外労働は年960時間以内

 

 ※その他細かい規定あり。詳しくは厚生労働省HPをご確認ください。

 

時間外労働の上限は、1日単位の規定は無いものの、月や年単位では明確に定められており、違反すれば罰則も科せられます。※臨時的な特別の事情は除く

 

これまで、以下の業種については2024年4月1日まで適用が猶予されていました。

 

自動車運転の業務

建設業

医師

・鹿児島県および沖縄県における砂糖製造業

・新技術、新商品等の研究開発

 

 

いろいろ長々と説明をしてしまいましたが、この「2024年問題」物流業界に限らず、建設業、医療などこれから様々な分野で影響があるかもしれないと推測されます。

 

日本の株価はうなぎ上りの状況ですが、物流など営業費用の上昇労働者の収入減少人手不足など様々な影響が出てくる中、はたして株価はこれを織り込んでいるのでしょうか?

 

外国人投資家は日本株をどんどん買っているというけれど・・・

 

日本の企業は、DX化(デジタルフォーメーション)、外国人材受け入れなど、急いで進めていかなければいけないでしょう。

 

働き方改革メリットデメリット

仕事が早く終わり、家族団らんの時間が増える。

働き方改革により、今まで担当が一人でよかったところが、二人必要になる。

 

まさにポイントはここメリットとデメリットがあるのです。

ここが戦略を練るうえでのポイント。

短期的には人材派遣がもうかるか?アルバイト求人サイトがもうかるか?

長期的には日本衰退か?逆にゆとりがうまれ家にいる時間が長くなり子供が増えるか?

いろいろ考えさせられます。

 

自分の得意分野を生かせば、いろいろ頭の体操ができそうですね。

 

これを頭に入れて我々戦略家日本株投資のセクターを選ぶ必要があると思います。

 

まとめ

2024年問題は物流分野だけではない。日本全体の問題として考える。

得意分野で頭の体操をして、セクターを選びながら投資を考えていきましょう。

 

これがわかれば人生OK牧場! ※コンサルティングファームだけに(笑)

ではまた。

 

※投資は自己責任でお願いします。